京都府宇治市の笠取には七つの杜伝説があります。笠取は山を挟んで西と東に集落があり、西笠取に4つ、東笠取に3つの杜があります。今日はつちの塾の秋田犬・蘭の散歩に東笠取の垂乳(たるち)の森へ来ています。棚田の跡が残るこの森は塾から歩いて30分くらいととても近いので、ときどき樹齢400余りの御神木に会いに来るんですよ。毎年1月3日は山神さんという正月行事があり、集落の男衆が御神木の杉の樹に注連縄をかけ、山の安全と五穀豊穣を祈願します。2年前から高齢のため行事は中断されていますが、森はまだ元気です。柚子、藤、茶、藪椿などの樹木、小川のせせらぎに包まれ、蘭もごきげん♪