カテゴリ:餅つき 自給自足餅つき



2022/12/29
お餅つきの日。前日から浸水しておいた自前の米を持ち寄って、ひとりずつ米を蒸し、石臼で自分の餅をつきます。白丸餅、五分づき餅、三分づき餅など、それぞれ好みの餅をつくのがつちの塾のやり方。湯気がたちこめる塾のキッチンは暖かく、甘く優しい香りに包まれます。一見のんびりした雰囲気ですが、次々と蒸し上がる米を石臼へ移して搗き、搗きあがったらすぐに丸める作業にとりかかるので、けっこう忙しいんですよ。 合間を見て保存食の柚べしもつくります。柚子の果肉とワタを取り除き、クルミや胡麻などを混ぜた味噌を詰めて蒸します。蒸し上がったら粗熱をとり、寒い間、屋外に干しておくと柚子皮と味噌がなじんでおいしい柚べしの出来上がりとなります。 バタバタと忙しい一日でしたが、明日から塾も正月休み。この一年、喜び、悲しみ、悔しさ、嬉しさ、楽しさいろいろありました。今夜はご近所で自家栽培の手打ちそばを頂いて年を越します。良いお年を。